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特養は「申し込んですぐ入れる」とは限らない

特別養護老人ホームは費用が抑えられ人気が高いぶん、地域や施設によっては申し込んでもすぐには入所できず、待機期間が生じることがあります[1]。「申し込んだけれど、それまでどう過ごせばいいのか」──これは多くのご家族が直面する悩みです。

本記事では、入所待ちの期間を安全に過ごすために、ショートステイを『入所待機』の受け皿として活用する方法を解説します。

入所待ちの期間が危険な理由

入所を申し込むということは、在宅介護が限界に近いということです。その状態のまま待機期間を過ごすのは、本人にとっても介護者にとってもリスクが高い状況です。転倒、体調悪化、介護者の消耗 ── 待っている間に事態が悪化してしまうことも少なくありません。

だからこそ、待機期間を「ただ待つ」のではなく、安全に過ごせる仕組みを用意することが大切です。

ショートステイを待機の受け皿にする

その仕組みのひとつが、ショートステイ(短期入所)の活用です。特養の入所を待ちながら、ショートステイを定期的・反復的に利用することで、在宅の負担を減らしつつ安全を確保できます。施設での生活に慣れておけば、いざ入所となったときの本人の負担も軽くなります。

ヴィラきみかげ荘の共生型ショートステイ(52床・24時間対応)は、こうした待機期間の受け皿としてもご利用いただけます。

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すぐ入れるショートステイを探すには

「来週から預けたい」「退院までに行き先を決めたい」という急ぎの場面では、探し方で結果が変わります。

① 担当のケアマネジャーに、具体的に伝える
「いつから」「何日くらい」「急ぎかどうか」「医療的なケアの有無」を伝えると、空きのある事業所に当たってもらいやすくなります。ケアマネジャーがいない場合は、お住まいの地域包括支援センターに相談してください。

② 1か所に絞らず、複数に同時に当たる
ショートステイの空きは日ごとに変わります。第一希望の施設が埋まっていても、数日後に空くこともあります。

③ 入院中なら、病院の相談室にも声をかける
退院の日程が決まっている場合は、病院の医療ソーシャルワーカーも退院先探しを手伝ってくれます。

④ 医療的なケアがある場合は、情報を先にそろえる
服薬・経管栄養・吸引などがある場合は、受け入れの可否が施設によって分かれます。お薬手帳や主治医の情報を手元に用意しておくと、判断が早くなります。

宗德グループのヴィラきみかげ荘(福島県郡山市)は、52床・年中無休24時間で、緊急受入のご相談をお受けしています。空き状況はヴィラきみかげ荘(024-947-4591/相談受付 平日9:00〜17:00)へお問い合わせください。

ロングショートという方法と、その限界

ショートステイを連続して利用する「ロングショート」という運用もあります。ただし介護保険には「連続30日まで」「要介護認定期間のおおむね半数を超えない」といった利用ルールがあり、無制限に引き延ばすことはできません[2]。

あくまで待機期間の一時的な手段と位置づけ、恒常的に施設生活が必要なら、正式な長期入所への移行を目指すのが本人にとっても安定します。

そのまま長期入所へつなげる

ショートステイで利用実績のある施設なら、本人の状態を把握しているため、長期入所への移行もスムーズです。宗德グループでは、ヴィラきみかげ荘と葵水ヶ花でショートステイをご利用いただけます。葵水ヶ花の特養は現在、那珂川町にお住まいの方が対象の地域密着型で、2027年4月に広域型の特養39床へ変更予定(申請中)です。

ショートから長期への切り替えの詳細はこちらの記事をご覧ください。

入所待ちの不安、まずはご相談を

「申し込んだけれど、いつ入れるか分からない」「それまでが不安」というご家族は、一人で抱え込まないでください。宗德グループでは、入所待ちの期間を安全に過ごすための、ショートステイの組み合わせ方をご提案します。

宗德グループ本部024-937-0380へ。首都圏からのご相談も歓迎します。

よくある質問

特養の入所待ちの間、ショートステイは使えますか?
使えます。特養に申し込んだあとも、入所が決まるまではショートステイ(短期入所生活介護)を利用できます。在宅介護が限界に近い場合は、待機中の受け皿として計画的に使うことで、ご本人の安全とご家族の休息を確保できます。
すぐ入れるショートステイはどう探せばいいですか?
担当のケアマネジャーに、いつから・何日・急ぎかどうかを具体的に伝えるのが近道です。ケアマネジャーがいない場合は、お住まいの地域包括支援センターに相談してください。ショートステイの空きは日ごとに変わるため、1か所に絞らず複数の事業所に同時に問い合わせると見つかりやすくなります。
ショートステイは続けて何日まで使えますか?
連続して利用して30日を超えた日(31日目)は介護保険が使えず、全額自己負担になります。自費の日を挟めば翌日から再び介護保険で利用できますが、利用日数は要介護認定の有効期間のおおむね半数が目安とされています。続けて使う場合は、事前にケアマネジャーと日数の計画を立ててください。
ショートステイを利用すると、同じ施設の特養に入りやすくなりますか?
ショートステイを利用していること自体で、特養の入所の順番が決まるわけではありません。入所は申込み後、要介護度や介護の状況などをもとに施設が判定します。ただ、施設が本人の状態を把握しているため、入所後の生活に移りやすくなる面があります。
東京に住んでいても、郡山や那須のショートステイを使えますか?
使えます。ショートステイ(短期入所生活介護)は地域密着型サービスではないため、お住まいの市区町村以外の事業所も利用できます。ケアプランに位置づける必要があるので、担当のケアマネジャーにご相談ください。

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この記事を書いた人
宗德グループ 生活相談員チーム
特養の入所待ちの期間を安全に過ごすための、ショートステイの使い方と入所までの流れをご案内しています。 著者プロフィール →
出典・参考文献
  1. 厚生労働省「特別養護老人ホームの入所申込者の状況」:公式
  2. 介護サービス情報公表システム「短期入所生活介護」:公式
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